今月の地平線報告会

2002年7月26日(金)

1979年9月の第1回から数えて、今回が通算274回目の
地平線報告会となります。



今月も、地平線報告会を2回開くことになりました。

レギュラーの地平線報告会は、7月26日(金)。報告者は、チベット&モンゴル通いを続けている渡辺一枝さんです。92年に最初のカイラス巡礼を果たして以来、渡辺さんは95年、96年、99年と聖山の巡礼を続けてきました。うま年の今年は、1回の周回が13回分に相当するとか。この5月に5度目の巡礼に出かけた渡辺さんは、これまで2泊3日で一周(52km)していたところを、チベット人同様1日で回るようにし、4回(つまり通常なら52回)もカイラスを周回したそうです。ふだんの毎日では和服姿で過ごすもの静かな女性が、チベットに行くとどんな旅をしているのか。楽しみですね。

以下は地平線通信272号の案内より(絵と文・長野亮之介)

わけもなくチベットが好きで好きで、子供の頃ついたアダ名が「チベット」という渡辺一枝(いちえ)さん。はじめてあこがれの地を踏んだ87年以来、故郷に帰省するみたいにチベットに通い続けてきました。92年に第1回目のカイラス巡礼を果たし、95年、96年、99年、そして今年5月と、これまで5回、聖山を歩いています。

特にうま年の今年は、1周が13周に相当すると言われます。5月13日から22日までに4周回った一枝さんは、今回だけで52周歩いたことに。始点4550m、最高地点5630mのコースをチベット人と同じように1周1日で歩きました。この秋も6回目の巡礼にいく予定という一枝さんに、チベットの魅力をお話しいただきます。

7/26(金) 18:30〜21:00
 Jun 2002
 ¥500
 牛込箪笥区民センター(03-3260-3677)
 都営地下鉄大江戸線牛込神楽坂駅真上

2002年7月30日(火)

また7月30日(火)には、昨年の5月23日(現地時間)に北極海で遭難した河野兵市君を偲ぶ特別報告会「河野兵市を思い出し、互いに叱咤激励する会」を開催することになりました。以下は江本嘉伸さんが地平線通信向けに書いた案内文です。

 河野兵市さんが北極海で還らぬ人となって、1年あまり。パワフルな行動者であり、いまは天空にいる河野さんに、地平線会議として長いつきあいを感謝し、早過ぎた別れを叱咤し、短かったけれど、変化に満ちた43年の生涯に激励されよう、という集まりを開きます。

 いつもの地平線報告会と同じスタイルで、同じ場所で、本人以外はみんないる、というような会にしたいので、河野さんを知らないという人を含めて是非是非ご参集下さるよう。

なお、この日は、遭難3日前、補給フライトで氷上の河野さんと出会ったサポート隊員が撮った元気な河野さんの姿を皆さんに公開するつもりです。また、これまで東京ではあまり知られていない、貴重な河野兵市の映像も準備する予定です。最近、夫・河野兵市との物語『絆(きずな)』(河出書房新社)を書かれた順子夫人も参加します。

7/30(木) 18:30〜21:00
 Jun 2002
 ¥500
 牛込箪笥区民センター(03-3260-3677)
 都営地下鉄大江戸線牛込神楽坂駅真上



以前からお伝えしているとおり、地平線報告会は今年からしばらくのあいだアジア会館を離れ、流浪の旅に出ています。今月の会場は、新宿区の「牛込箪笥区民センター」。地下鉄大江戸線牛込神楽坂駅の真上なので、アクセスは抜群。地下鉄東西線神楽坂駅からも徒歩10分、大久保駅と新橋駅を結ぶ都バス(橋63)の牛込北町バス停もすぐ近くです。

会 場:牛込箪笥区民センター(東京都新宿区箪笥町15番地 〒162−0833/03-3260-3677)
       都営地下鉄大江戸線:牛込神楽坂駅 A1出口徒歩0分
       営団地下鉄東西線:神楽坂駅 2番出口徒歩10分
       都バス(橋63)大久保駅〜新橋駅:牛込北町バス停下車(大久保通り沿いです)
       公式地図はこちら:http://www.city.shinjuku.tokyo.jp/division/261400tansu/annaizu.htm
時 間:午後6時半〜9時
会場費:500円


地平線報告会は、どなたでも参加していただけるオープンな場です。テレビをはじめとする二次的な情報では決して味わえない、世界を旅してきた報告者の「生の声」を直接聞くために、1979年9月から毎月欠かさず開催されています。どうぞ気軽に参加してみてください。予約などはいっさい不要です。いきなり会場にお越しください。



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