今月の地平線報告会


2007年8月30日(木)

1979年9月の第1回から数えて、今回が通算339回目の地平線報告会となります。
今月の報告会は木曜日です。


8月の地平線報告会は、30日(木)。18時30分から、いつもの榎町地域センターで開催します。報告者は地平線会議代表世話人の江本嘉伸さん。社会主義時代から20年見続けたモンゴルの“今”の報告にご期待ください!


■今月の地平線報告会の案内(絵と文:長野亮之介)

地平線通信裏表紙

草原とアンテナ

  • 8月30日(木曜日) 18:30〜21:00
  • ¥500
  • 於:新宿区榎町地域センター(03-3202-8585)

地平線会議代表世話人の江本嘉伸さんがはじめてモンゴルを訪れたのは'87年5月。まだ社会主義人民共和国の時代でした。資本主義と情報の波に翻弄される前の牧歌的な草原の光景を思い出すと「遊牧と社会主義はどこか相性がよかったのかも」と江本さん。無血革命を経て'90年から共和国となったモンゴルは「ガラガラと変わって」いきました。

日本の4倍の国土に260万の人口。その4割100万が首都ウランバートルに集中。都市は物欲のるつぼとなって、人々があこがれる第一の国はアメリカです。太陽電池が普及し、今や草原の牧民でもTVがあたりまえ。首都から800キロ離れた山中でもケータイが通じるようになっています。広大な国土に眠る埋蔵資源を求め、カナダ、オーストリアをはじめ各国企業も進出しています。

今月は、初訪問以来定期的にモンゴルを訪れ、8/27に27回目の訪モから帰国予定の江本さんに、モンゴルの“たった今”を語っていただきます。元駐モ大使の花田公麿さんもゲストに駆けつけて頂く予定です。乞御期待!

地平線報告会は、どなたでも参加していただけるオープンな場です。テレビをはじめとする二次的な情報では決して味わえな い、世界を旅してきた報告者の「生の声」を直接聞くために、1979年9月から毎月欠かさず開催されています。どうぞ気軽に参加してみてください。予約などはいっさい不要です。いきなり会場にお越し ください。ただし、会場の定員を越えてしまった場合には、入場をお断わり することもあります。ご承知おきください。



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