今月の地平線報告会


2012年8月17日(金)

1979年9月の第1回から数えて、今回が通算400回目の地平線報告会となります。


8月の地平線報告会は、地平線会議の33回目の誕生日である17日(金)に、いつもの新宿スポーツセンターで実施します。

1979年9月に第1回を開催してから、地平線報告会は今回で400回を迎えます。そのお祝いを兼ねて、午後2時からスタートし、夜の9時までさまざまなプログラムを実施することになりました。途中ティータイムもありますので、気軽に参加してみてください。お子さん連れも大歓迎。


■今月の地平線報告会の案内(絵:長野亮之介/文:江本嘉伸)

地平線通信裏表紙

歩き続ける者の系譜
〜地平線報告会400回特別集会〜

  • 8月17日(金)
  • 於:新宿スポーツセンター2F 大会議室

地平線会議は'79年8月17日に発足し、翌9月の第一回報告会以来、一回も休まず毎月の報告会を続け、この8月で400回の節目を迎えます。これを記念して今月は歴代報告者のジャーナリスティックな映像番組のいくつかをサカナに、地平線会議33年の歩みを検証してみたいと思います。

20〜30年前の貴重な映像には、若きあの人、この人の姿だけでなく、当時のCM映像も収録されており、世相を感じさせます。

“地球体験の記録”を標榜して誕生した地平線会議で、歩き続けることの意味をもう一度考えてみたいと思います。企画の詳細は本号中ページを参照してください。

《映像と語りで垣間みる地平線会議400回のきのう・今日・明日》

 フロントと最終ページの告知にあるように、8月の報告会は、いよいよ400回目となります。日取りは17日の第3金曜日。この日は地平線会議の33回目の誕生日でもあるので、そのお祝いの意味もこめて14時から21時まで半日をあてます。会場は、いつもの新宿区スポーツセンター。以下のような進行を考えています。(全体進行・丸山純)

1…14時〜15時20分
アマゾン・トウチャン一家との40年
 ……関野吉晴(トーク・野地耕治+江本嘉伸)
今号の特別寄稿にあるように、関野さんは目下、マチゲンガ族の40年来の知り合いトウチャン一家に再会するため現地に飛んでいる。31歳当時の探検家の実像が1時間の映像から浮かび上がる。

2…15時30分〜16時50分
モンゴル ゴルバンゴル学術調査とは何だったか
 ……進行・長野亮之介
チンギス・ハーンの陵墓を探るモンゴル・日本合同ゴルバンゴル学術調査の全容はあまり知られていない。民主化のうねりの中で進められた不思議なフィールドワークを映像から解説する。長野画伯は「トゴーチ(コック)」として異例の参加。故坂野皓演出による映像にカメラマンとして参加した明石太郎さんにも話を聞く。

3…16時50分〜17時40分
400回を祝う、豪華コーヒー・ブレイク
海宝道義さんの軽食とコーヒー、原典子さんのケーキ各種。お子さん連れも歓迎。地平線の若手によるサプライズ企画も。

4…17時40分〜19時10分
ドキュメンタリー「アフガニスタン最前線」上映と解説
  ……惠谷治 明石太郎 進行・丸山純
1979年、地平線会議が生まれた年にソ連軍が侵攻したアフガニスタン。その戦場に潜入した惠谷治さんたちの記録。故坂野皓さんをディレクターに、カメラマンの明石太郎さんを含む3人はゲリラ部隊とともに急峻な山道をたどる。当時惠谷治31歳。

5…19時20分〜21時
描き続けた「地平線」
 ……絵師・長野亮之介が見続けた地平線会議の400回 進行・丸山純 
今や古典的価値さえ叫ばれる長野亮之介の世界。画伯は何を見ながら、400回の報告者を描き続けてきたのか。

6…21時20分〜
二次会
恒例「餃子の北京」で打ち上げ。


新宿スポーツセンター

〒169-0072
新宿区大久保3-5-1
03-3232-0171

高田馬場駅のビッグボックスの脇の道を直進し、突き当たりを左折、スーパーマルエツで右に入ると戸山公園があります。そのなかの大きな建物の2階の会議室です。駅から10分ちょっと(約850m)。

今回は、早稲田駅近くの「北京」で二次会を行ないます。

地平線報告会は、どなたでも参加していただけるオープンな場です。テレビをはじめとする二次的な情報では決して味わえな い、世界を旅してきた報告者の「生の声」を直接聞くために、1979年9月から毎月欠かさず開催されています。どうぞ気軽に参加してみてください。



to Home to Hokokukai
Jump to Home
Top of this Section