今月の地平線報告会


※今月の会場は新宿スポーツセンター2F大会議室

1979年9月の第1回から数えて、今回が通算468回目の地平線報告会となります。


4月の地平線報告会は、27日(金)。開始時刻は午後6時30分から新宿スポーツセンターで開催します。今月の報告者は、カリマンタンのロング・スレ村に滞在して村人たちの暮らしを見つめてきた、早稲田大学探検部の下川知恵さんです。


■今月の地平線報告会の案内(絵と文:長野亮之介)

地平線通信裏表紙

森のおかあさんになりたい!!

  • 4月27日(金) 18:30〜21:00 500円
  • 於:新宿スポーツセンター 2F大会議室

「村に入った途端、家の色、森の色、焼畑の色、カラフルな色彩が目に飛び込んできました!」と言うのは下川智恵さん(20)。インドネシア・ボルネオ島北部のロング・スレ村に辿り着いたときの第一印象です。

'17年2月、早稲田大学探検部員として、丸木舟による川下りを企画し、その偵察の一環で同村を訪れました。先輩の研究者がロング・スレ村でフィールド・ワークをしていた縁もありますが、第一印象どおり、明るく大らかで包容力のある村人達に下川さんはすっかり魅了されてしまいます。

元々は狩猟採集で非定住型だったロング・スレ村のプナン人と呼ばれる人々は、森の恵みを生かす知識や技術に優れた森の民。「自然への知識を活用しつつゆったりと人生を楽しむ。“森のおかあさん”に憧れます!」という下川さん。

以来大学の長期休暇ごとにロング・スレ村を訪ね、今は女性達の工芸、ラタン(藤)細工の修行中です。森に原料を取りにいき、素材に加工して染色し編む。さらに伝統的な幾何学模様をアレンジするセンスが問われる。「難しいから、よけい夢中になります」と下川さん。

今月は、下川さんに森の暮らしと、プナンの人々の魅力を語って頂きます。


新宿スポーツセンター

〒169-0072
新宿区大久保3-5-1
03-3232-0171

高田馬場駅のビッグボックスの脇の道を直進し、突き当たりを左折、スーパーマルエツで右に入ると戸山公園があります。そのなかの大きな建物の2階の会議室です。駅から10分ちょっと(約850m)。

今回は、早稲田駅近くの「北京」で二次会を行ないます。

地平線報告会は、どなたでも参加していただけるオープンな場です。テレビをはじめとする二次的な情報では決して味わえな い、世界を旅してきた報告者の「生の声」を直接聞くために、1979年9月から毎月欠かさず開催されています。どうぞ気軽に参加してみてください。



to Home to Hokokukai
Jump to Home
Top of this Section