今月の地平線報告会


※今月の会場は新宿スポーツセンター2F大会議室

1979年9月の第1回から数えて、今回が通算471回目の地平線報告会となります。


7月の地平線報告会は、27日(金)第4金曜日です。開始時刻は午後6時30分から新宿スポーツセンターで開催します。今月の報告者は、『生と死のミニャ・コンガ』の著者で、山岳写真家・ビデオジャーナリストの阿部幹雄さんです。


■今月の地平線報告会の案内(絵と文:長野亮之介)

地平線通信裏表紙

光と影のミッション

  • 7月27日(金) 18:30〜21:00 500円
  • 於:新宿スポーツセンター 2F大会議室

「僕が写真家だから、生かされたんだと思います」というのは阿部幹雄さん(65)。'81年、28才の時にミニャ・コンガ(7556m)北東稜初登頂を目指す北海道山岳連盟隊に参加。登頂目前で遭難が起こり、先頭集団9名のうち8名が命を落としました。一人生き残った意味を自問し続ける阿部さんでしたが、写真記録から亡き盟友達の遺体を20年後に特定することができ、下山させることができました。

小学生の頃、当時世間を賑わせたマナスル初登頂や南極探検に心躍らせたという阿部さん。郷里愛媛から北大スキー部に進み、チョー・オユーからのスキー滑降を夢みる山男でした。

事故後は垂平の旅も視野に入れ報道カメラマンとして世界各地の“未知の領域”を歩き、シャッターを押してきました。千島列島、極東ロシア、北極圏などを経て、'07年からは3年連続で南極越冬隊にも参加。

ミニャ・コンガ出発前に《どんなにカッコ悪くても生きて帰ってこい》と言ってくれた先輩が南極で拓いたルートを辿る偶然にも巡り合った。「夢はゼッタイあきらめちゃいけない。思いこんだら叶う」という阿部さんに、写真家として歩んできた探検のおはなしをして頂きます!


新宿スポーツセンター

〒169-0072
新宿区大久保3-5-1
03-3232-0171

高田馬場駅のビッグボックスの脇の道を直進し、突き当たりを左折、スーパーマルエツで右に入ると戸山公園があります。そのなかの大きな建物の2階の会議室です。駅から10分ちょっと(約850m)。

今回は、早稲田駅近くの「北京」で二次会を行ないます。

地平線報告会は、どなたでも参加していただけるオープンな場です。テレビをはじめとする二次的な情報では決して味わえな い、世界を旅してきた報告者の「生の声」を直接聞くために、1979年9月から毎月欠かさず開催されています。どうぞ気軽に参加してみてください。



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