今月の地平線報告会


※今月はいつもの新宿スポーツセンターで開催します。

1979年9月の第1回から数えて、今回が通算483回目の地平線報告会となります。


7月の地平線報告会は、26日の金曜日、開始時刻は午後6時30分からです。今月の報告者は、イラストレーターの服部小雪さん。サバイバル登山家・服部文祥さんと結婚後の暮らしぶりをこのほど『はっとりさんちの狩猟な毎日』として上梓しました。


■今月の地平線報告会の案内(絵と文:長野亮之介)

地平線通信裏表紙

都会の山のハイジ

  • 7月26日(金) 18:30〜21:00 500円
  • 於:新宿スポーツセンター 2F大会議室

「〈アルプスの少女ハイジ〉とか、〈赤毛のアン〉に憧れる少女時代だったんですけど、気がついたらシカやイノシシの肉をさばいて食べる暮らしが普通になって…」というのは服部小雪さん(49)。

美大を出てイラストレーターという暮らしを一変させたのは、後にサバイバル登山家となるパートナー、文祥さんとの出会いでした。都心に居を構えながらも、「イノシシに乗って私の人生に殴りこんできたみたい」な野生児との家庭は、世間一般的な便利さを享受する生活とは真逆でした。

3人の子育てをする中ででも、子供にとっては地面に近い草や木や昆虫といっしょくたな生活の方がフツーと気づきます。「私も好奇心が旺盛で、子どもたちと一緒に成長したんですね。地べたに世界が広がっていく感じでした」と小雪さん。

それでも、夫が狩猟をはじめたときは「ついにきたか!」と衝激を受けました。ところがいざ食卓に血まみれの肉が登場すると、おいしさに幸せになるのです。「シカにとって最悪の事態が私のシアワセになる。誰かの命で生きていることを実感したんです」。

今年5月に上梓した画文集『はっとりさんちの狩猟な毎日』では、発見と驚きに満ちた暮らしを綴りました。女性に向けて書きましたという小雪さんに、今月は服部家の縄文時代的(?)な日常風景を語って頂きます!


新宿スポーツセンター

〒169-0072
新宿区大久保3-5-1
03-3232-0171

高田馬場駅のビッグボックスの脇の道を直進し、突き当たりを左折、スーパーマルエツで右に入ると戸山公園があります。そのなかの大きな建物の2階の会議室です。駅から10分ちょっと(約850m)。

今回は、早稲田駅近くの「北京」で二次会を行ないます。

地平線報告会は、どなたでも参加していただけるオープンな場です。テレビをはじめとする二次的な情報では決して味わえな い、世界を旅してきた報告者の「生の声」を直接聞くために、1979年9月から毎月欠かさず開催されています。どうぞ気軽に参加してみてください。



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