今月の地平線報告会 |
1979年9月の第1回から数えて、今回が通算554回目の地平線報告会となります(コロナ禍での欠番を含む。欠番をカウントしないと519回目となります)。
今月の報告者は、世界と日本をバイクで走り回り、地図の空白を塗りつぶしてきた賀曽利隆さん。地球50周分にあたる全走行距離200万キロを目前にした、77歳の心境を語っていただきます。
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頭の中は地図だらけ
「僕の旅は紙の地図が命。出会いとコミュニケーションはスマホじゃなく紙の地図から生まれるんです」というのはバイクジャーナリストの賀曽利隆さん(77)。21才でのアフリカ大陸一周以来、オートバイを足に世界中を走り続けています。「10代の頃は狭い日本からとにかく出たくて、横浜港で密航できそうな船を探したこともあったなぁ」 20代は世界一周や六大陸周遊など超貧乏旅行でひたすら世界へ。30代は温泉、峠、林道、札所などテーマを決めて日本の隅々を。以来国内外を股にかけ、今年5月末までの通算走破距離188万3千235キロ。地球50周にあたる200万キロが目前となりました。 元気印の賀曽利さんですが、パリ・ダカールレースでの大怪我や病気、精神的に苦しい時期も。「年代の節目がいつも重圧。でも70代の壁が一番ラクに越えられた。200万キロは80代の玄関口。ワクワクですよ〜」。 今月は世界地図に刻まれた膨大な数の轍と、記憶力を誇る賀曽利さんに、旅の哲学と夢を語って頂きます! |
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今回は、早稲田駅近くの居酒屋「舟形や」で二次会を行ないます。 |
地平線報告会は、どなたでも参加していただけるオープンな場です。テレビをはじめとする二次的な情報では決して味わえな い、世界を旅してきた報告者の「生の声」を直接聞くために、1979年9月から、コロナ禍での中止期間を除き、毎月欠かさず開催されています。どうぞ気軽に参加してみてください。
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