今月の地平線報告会


※今月の報告会は30日(土)14時00分から、いつもの新宿区榎町地域センター 4F多目的ホールで開催します。
 今月は土曜日の開催のため、午後2時からの開始となります。お間違いのないよう。
 《来月の報告会は、9月27日(土)14時00分からです》

1979年9月の第1回から数えて、今回が通算556回目の地平線報告会となります(コロナ禍での欠番を含む。欠番をカウントしないと521回目となります)。


今月の報告者は、小田切拓さん。パレスチナに通算70回以上も通い続けているジャーナリストです。これまでの歴史的経緯やこの4月にヨルダン川西岸地区を訪れた体験など、パレスチナ問題を考えるうえで欠かせない視点をお話しいただきます。


■今月の地平線報告会の案内(イラスト:長野亮之介)

地平線通信裏表紙

パレスチナの日常

  • 2025年8月30日(土) 14:00〜16:30 500円
  • 於:新宿区榎町地域センター 4F多目的ホール

「国境あたりでは、イスラエルの兵士が嫌がらせに野ブタを放って、パレスチナの農地を荒らす光景も」というのは、パレスチナ問題に専門的に取り組む、ジャーナリストの小田切拓(ひろむ)さん(57)。テレビ業界でフリーのディレクターをしていた'90年代半ば、たまたまパレスチナを訪れます。居心地がいいと感じるこの土地が、なぜこんなにも長い混迷の中にあるのか、疑問を抱きました。

以来70回以上に亘りパレスチナへ。日本のアカデミズムも、ジャーナリズムも、ちゃんと現状を把握できていないと感じています。「僕はパレスチナにいる時は、現地の友人たちとサッカーをしたり、一緒に水タバコを吸ったり、庶民の日常生活をしている。取材のためのインタビューなどはしない。定点観測をして、なるべく客観的な事実をベースに伝えたい」。

パレスチナ自治区とされるガザや、ヨルダン川西岸地区の日常は、小田切さんの目にどのように映るのでしょうか。この4月にも西岸地区に行ったばかりの小田切さんに、今月はパレスチナの今を語って頂きます!


地平線報告会は、どなたでも参加していただけるオープンな場です。テレビをはじめとする二次的な情報では決して味わえな い、世界を旅してきた報告者の「生の声」を直接聞くために、1979年9月から、コロナ禍での中止期間を除き、毎月欠かさず開催されています。どうぞ気軽に参加してみてください。



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