The Chiheisen News 2000-01



■出羽庄内(山形県鶴岡市)で、写真展「地平線発」を開催
1/23[日]〜1/30[日]、出羽庄内国際村ホールにて。入場無料。


写真展「地平線発」
―21世紀の旅人たちへ―

私たちは、旅をしながら何を
見ているのだろう。
どんな風景にひかれ、
出会ったどんな出来事を
心の印画紙に残したいのだろう。
39人の旅人たちが撮った写真は、
私たちに何を
語りかけてくれるのだろうか。


期間●2000年1月23日[日]〜1月30日[日]

会場●出羽庄内国際村ホール(山形県鶴岡市伊勢原町8-32)

開館●午前10時〜午後7時(最終日は午後2時まで)

入場●無料
   ※ふれあいギャラリー鶴岡(鶴岡市文下)・ふれあいギャラリー大野目(山形市大野目)でも
    同時開催しています。

主催●写真展「地平線発」庄内実行委員会

後援●鶴岡市・(財)山形県国際交流協会・(財)出羽庄内国際交流財団

協力●地平線会議・植村直己冒険館(兵庫県日高町)・ふれあいギャラリー(トヨタカローラ山形)
   ※この写真展は、鶴岡市・(財)山形県国際交流協会より助成を受けています。



●ごあいさつ
写真展「地平線発」は、生き方も感性も異なる39人の行動者が撮影した世界の表情です。この写真展を山形県内でも国際交流が盛んな庄内で開催し、より多くの人、とりわけ、これから世界に踏み出そうとする若者に見てほしいと思い企画いたしました。撮影者が感じた「何か」を、写真を見る一人ひとりに感じとっていただければ幸いです。この写真展をきっかけに、他の国々への関心と理解が深まることを期待しております。[写真展「地平線発」庄内実行委員会]

●写真展にあたって
私たちは、旅をしながら何を見ているのだろう。どんな風景にひかれ、出会ったどんな出来事を心の印画紙に残したいのだろう。旅人たちひとりひとりに、それぞれの視点があるに違いない。それならば、もし、ひとりではなく、大勢の旅人たちの「シャッターの瞬間」を集めてみたら、新たな地平が見えてくるのではないか。そんな思いから、私たち「地平線会議」は、これまで誰も手がけたことのない、新しい写真展を試みることにした。
地平線会議は、1979年8月17日に発足した、行動者のネットワークだ。そこには「私的探検」ともいうべき、価値ある地球体験の集積がある。それを伝え、記録する場を持ちたい。私たちの行動は、そんな動機から始まった。小さなネットワークだが、賛同してくれた行動者たちは、独自の境地を拓いてきた、驚くほど存在感のある者ばかりだ。そういう個性的な行動者たちが、仕事や方法論の垣根を越えて今回もこの試みに快く協力してくれたことに、感謝したい。写真展「地平線発」―21世紀の旅人たちへ―が、明日の旅人たちの行動へのきっかけとなれば、と願う。[地平線会議 代表世話人 江本嘉伸]

●出展者
江本嘉伸・惠谷治・岡村隆・街道憲久・樫田秀樹・賀曽利隆・金井重・神長幹雄・河田真智子・北村節子・久島弘・九里徳泰・熊沢正子・向後紀代美・向後元彦・白根全・関野吉晴・高野孝子・滝野澤優子・近山雅人・戸高雅史・長倉洋海・永瀬忠志・長野亮之介・中畑朋子・中村保・埜口保男・松原尚之・松本栄一・丸山純・三輪主彦・桃井和馬・森田靖郎・山田高司・吉岡嶺二・吉川謙二・吉田敏浩・渡辺京子・渡辺久樹

●撮影地
アフガニスタン・イラク・イラン・インド・インドネシア・オマーン・カンボジア・スリランカ・中国・北朝鮮・トルコ・日本・ネパール・パキスタン・バングラデシュ・フィリピン・ブータン・ベトナム・マレーシア・ミャンマー・モルディブ・モンゴル・ラオス・オーストラリア・キリバス・パプアニューギニア・フィジー・マーシャル・ミクロネシア・アルジェリア・ブルキナファソ・ガーナ・ケニア・ザイール・スーダン・チャド・ナイジェリア・ニジェール・マダガスカル・マラウイ・マリ・アルバニア・ギリシャ・ドイツ・ノルウェー・フランス・ポーランド・クロアチア・スロベニア・ウクライナ・グルジア・ロシア・アメリカ・カナダ・キューバ・グアテマラ・コスタリカ・パナマ・メキシコ・アルゼンチン・エクアドル・コロンビア・チリ・ブラジル・ベネズエラ・ペルー・ボリビア・北極・南極


●地平線会議の活動
地平線会議は、探検・冒険から登山、旅、さらには民族調査やボランティア活動まで、世界を舞台に活躍している“行動者”たちのネットワークです。1979年8月の発足以来20年間、毎月の「地平線報告会」の開催をはじめ、月刊の情報誌「地平線通信」の発行、日本人の地球体験を集大成した年報『地平線から』や『地平線データブック』の出版など、さまざまな活動を続けてきました。会員制をとらず、事務所も置かず、会則もないなど、あくまでも自由な個人の集合体であるという立場をとっているのが大きな特徴です。ジャーナリストや写真家だけではなく、会社員や学校の先生、主婦、学生、リタイヤ組まで、多彩な顔ぶれが参加して、すべての活動が手弁当で運営されています。
 ◆地平線会議のホームページ …… http://www.bekkoame.ne.jp/~jun-mar/
 ◆地平線WEBギャラリー・SPICE! …… http://www3.big.or.jp/~spice/



●問い合わせ先



●第243回地平線報告会[出羽庄内ミレニアム集会]

日 時:2000年1月29日[土]
     【part1】午後1時〜5時
     【part2】午後6時30分〜9時

会 場:【part1】出羽庄内国際村ホール (鶴岡市伊勢原町8-32)
     【part2】つるおかユースホステル(鶴岡市大字三瀬字宮の前1-1)

入場料:【part1】500円 【part2】1000円(宿泊費込み3000円)

内 容:【part1】「狩り」をめぐる地球体験
          朝日村在住の鷹匠・松原英俊さん、アマゾン民族館長の
          山口吉彦さんはじめ、東京方面から参加する地平線会議の
          豪華メンバーによるリレートーク。
     【part2】2000年紀の旅のスタイル
          3月に再開予定の「つるおかユースホステル」に舞台を移し、
          これからの旅のスタイルを参加者全員で語り合います。
          地平線オークション・交流会もあり。

詳しくは、地平線会議のWebページで