■江本 嘉伸 【EMOTO Yoshinobu


014 モンゴル アルハンガイ県[1987年8月9日]
草の香り高い緑の斜面を、人馬が2頭行く。前方を車の轍わだちが走る。モンゴルの夏は、草原が海のように波打つ季節だ。

015 モンゴル アルハンガイ県[1987年7月]
草原のゲルで遊牧民一家の記念写真を撮る。家族の写真は、遊牧民の暮らしではとても大事にされ、ゲルの中に飾られる。

016 モンゴル 南ゴビ県ホンゴル砂漠[1987年7月31日]
長さ120kmの長大な砂丘。通常「ゴビ」は「土漠」をさし、草も水もあるが、ここは完全な砂丘。50、60mの高さで蜒えん々と続く。

017 モンゴル ヘンティー県ピンデル郡[1988年3月20日]
羊遊牧民のツェンドさんの冬のゲル。放牧していた羊たちが凍てついた草原からハシャー(家畜舎)に向かって帰ってくる。気温-18℃。

018 モンゴル アルハンガイ県ツェツェルレク[1987年7月]
モンゴルの地方の町は、木造りの家とゲルが共存して独特のモザイク模様を作っている。

【続く】