今月の地平線報告会


2008年4月22日(火)

1979年9月の第1回から数えて、今回が通算347回目の地平線報告会となります。


4月の報告会は22日(火)です。18時30分から、新宿区立新宿スポーツセンターで。いつもの金曜日ではないので、ご注意ください。報告者は、チベット文化圏を広く歩いてきた貞兼綾子さん。2001年5月の第259回地平線報告会にも登場していただいたチベット文化研究者です。以下は地平線通信341号に掲載された案内より。


■今月の地平線報告会の案内(絵と文:長野亮之介)

地平線通信裏表紙

西蔵から響く木霊(こだま)

  • 4月22日(火曜日) 18:30〜21:00
  • ¥500
  • 於:新宿区立新宿スポーツセンター(03-3232-0171)

北京オリンピックを巡る政治・社会問題の中心に“チベット”が見え隠れしていますが「チベット問題は人権問題と捉えたい」というのは世界有数のチベット民俗学者、貞兼綾子さん。

1959年3月17日にダライ・ラマ14世(チベット精神文化の最高指導者)がインドに亡命して以来、中国当局によるチベットへの締めつけは厳しさを増しています。特に言葉や文化への圧力が強い。表現手段を奪われたチベット人が長年月に渡って感じてきた苦難、怒り、不満が一連の抗議行動に滲出しているのです。「でも、一部のにわかチベットサポーターの中国批判に巻きこまれないでいたい。政治や経済とは分けて、“宗教・表現の自由の危機”を訴えたいんです」と綾子さん。

現在、ラサの大きな寺院で厳戒体制下におかれた僧侶達には、食料、薬品などのライフラインが満足に届かない状況です。中国全土で55〜56ヶ所に抗議行動と弾圧の動きがあります。今月は、今あるチベット問題と、そこに至るチベットの生き方について貞兼さんに語って頂きます。必聴必見です!


予約などはいっさい不要です。直接会場にお越し ください。ただし、会場の定員を越えてしまった場合には、入場をお断わりすることもあります。ご承知おきください。


新宿スポーツセンター

〒169-0072
新宿区大久保3-5-1
03-3232-0171

高田馬場駅のビッグボックスの脇の道を直進し、突き当たりを左折、スーパーマルエツで右に入ると戸山公園があります。そのなかの大きな建物の2階の会議室です。駅から10分ちょっと(約850m)。

四川料理店「成都」(せいと)

〒1690075
新宿区高田馬場1-4−21
03-3205-0068

早稲田通りと明治通りが交差する「馬場口交差点」そば。高田馬場駅から早稲田方面(東)に早稲田通りを進み、明治通りとの交差点(馬場口)を右折してすぐ。駅から7分ほど(約580m)。

新宿スポーツセンターからは、駅へ出ずに裏道から行きますので、そんなに時間はかかりません。

▼成都を紹介しているウェブページ(地図入り)

http://www.shop-i.jp/seito/
http://r.tabelog.com/tokyo/rstdtl/13010896/

地平線報告会は、どなたでも参加していただけるオープンな場です。テレビをはじめとする二次的な情報では決して味わえな い、世界を旅してきた報告者の「生の声」を直接聞くために、1979年9月から毎月欠かさず開催されています。どうぞ気軽に参加してみてください。



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