今月の地平線報告会


※今月の報告会は25日(土)14時から、いつもの新宿区榎町地域センター 4F多目的ホールで開催します。
 今月は土曜日の開催のため、午後2時からの開始となります。お間違いのないよう。

1979年9月の第1回から数えて、今回が通算567回目の地平線報告会となります(コロナ禍での欠番を含む。欠番をカウントしないと530回目となります)。


今月の報告者は、東京農大探検部OBの山田高司さんです。


■今月の地平線報告会の案内(イラスト:長野亮之介)

地平線通信裏表紙

森のヒト

  • 2026年7月25日(土) 14:00〜16:30 500円
  • 於:新宿区榎町地域センター 4F多目的ホール

「うちは家系的に森のヒトなんや」と言うのは探検家の山田高司さん(68)。高知県土佐清水の生まれ。山仕事を業いとし、山のことを知り尽くしていた祖父を敬い、森と川を遊び場に自分でとった魚や小鳥がオヤツだった子ども時代を過ごします。小学校の同級生の9割は農林漁業家庭。野山で生きる術を知る彼らのたくましさにも憧れました。

東京農大に進むと迷わず探検部へ。カヌーで日本中の川を下るうちに、土地で一番低いところを流れる川からの視点の面白さに開眼します。80年代は南米、アフリカ、ヨーロッパ、アジアの川へ。「川と森は一体の循環世界を作ってるやんか。世界中を回って、それが一番残っていたのは日本だと気づいた」。

帰国後、高知や東京の奥多摩などで林業に従事。「自然を搾取するだけの経済はとっくに限界を迎えとる。自然の時間の流れを尊重せんと」。ここ数年は古代シュメール文明を生んだチグリス、ユーフラテス川に通い、文明と自然についての考察を深めている。「人類最古の文明は森の精霊フンババを殺したことから始まったと『ギルガメシュ叙事詩』にあるんや。森の文明はどこにあるんやろ」。

山田さんと同い年で北大林学科出身の長野亮之介を聞き役に、今月は山田高司さんの森の話に耳を傾けます。(参考図書『メソポタミアのボート三人男』高野秀行著 面白いよ!)


地平線報告会は、どなたでも参加していただけるオープンな場です。テレビをはじめとする二次的な情報では決して味わえな い、世界を旅してきた報告者の「生の声」を直接聞くために、1979年9月から、コロナ禍での中止期間などを除き、毎月欠かさず開催されています。どうぞ気軽に参加してみてください。



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