今月の地平線報告会


※今月の報告会は4日(金)6日(日)に、地平線会議 in 北海道『地平線モリズム西興部』 として、北海道西興部村で開催します。
 8月と9月の通常の報告会はありません。お間違いのないよう。

1979年9月の第1回から数えて、今回が通算568回目の地平線報告会となります(コロナ禍での欠番を含む。欠番をカウントしないと531回目となります)。


地平線通信に同封した案内チラシを掲載します。


モリズム案内チラシ(オモテ)
  《チラシ表面》

CHIHEISEN KAIGI in Hokkaido

もっと森のコトバを知りたい
そして森の未来を語り合いたい

モリズムとは、「森住む」「森リズム」「森イズム」をかけた造語です。日本は世界有数の森林の多い国。私たちは森と共に特有の文化を育んできました。西興部村は欧州視察を実施するなど、景観を大切にして美しい村づくりに成果をあげてきた村。全国に先駆けて猟区を設けたり、自然との共生を考えてきた先進地です。国内外の旅人たちが集う地平線会議がこの地域にご縁をいただき、学び、遊び、踊り、食らう「祭り」を開くことになりました。北海道の豊かな自然に学び、次世代につなげる場を皆で作りあげたいと思います。

モリズムメインキャラクター

9月4日(金)テーマ(9/4)

●西興部小学校出張授業(児童だけの参加となります)
講師:澤柿教伸(第63次南極地域観測隊越冬隊長)

【会場:GA.KOPPER/17:00〜】
●[前夜祭]「賀曽利隆の夕べ&リレートーク」
  全国から集まった旅人たちの近況報告
●中原慎一・伊吾田良子「西興部村の森の暮らしから見えるもの」

9月5日(土)テーマ(9/5)

【会場:プラムホール/10:00〜】
●地平線品行方正楽団・ウエンシリ太鼓オープニング
●賀曽利隆の「巨木紀行」
●坂井励「旅の続きを森でみつけた――これからの北海道林業」
●関野吉晴「アマゾンの森から日本の森へ」

【会場:コミュニティ&スポーツホール/16:45開場】
●鹿肉祭り(参加費4000円・要事前予約)
●恒例!「地平線オークション&リレートーク」

9月6日(日)テーマ(9/6)

【会場:プラムホール/9:00〜】
●野谷夏海・五十嵐宥樹「北海道の森で馬といきる――山仕事と馬仕事」
●田中雄次郎「酪農家として豊富町に移り住んで」
●猪熊隆之「ワークショップ・山と森の観天望気術」
●澤柿教伸・樋口和生・杉田友華「南極人はいるか?――探検・観測・設営、そして極夜を北の大地から考える」
●伊吾田宏正「いま、野生動物との共存をどうはかるか」


地平線会議 in 北海道「地平線モリズム 西興部」
主催:地平線会議 www.chiheisen.net
後援:西興部村・NPO法人西興部村猟区管理協会・GA.KOPPER
会費:500円(3日間通し・西興部村民の方は無料)
問い合わせ:


モリズム案内チラシ(ウラ)
  《チラシ裏面》
モリズムプログラム

9月4日(金)テーマ(9/4)

【会場:西興部小学校】
●出張授業(児童だけが対象です。一般の方は参加できません)
  北海道大学山岳部出身で第63次南極地域観測隊越冬隊長を務めた澤柿教伸さんによる特別授業

【会場:GA.KOPPER/17:00〜】
●[前夜祭]「賀曽利隆の夕べ&リレートーク」
  世界と日本を駆け巡った冒険ライダー・賀曽利隆さんを囲んで、全国から集結した旅人たちが次々と近況を披露
●中原慎一・伊吾田良子「西興部村の森の暮らしから見えるもの」
  ベテランの熊撃ち経験者とシカ皮なめし&クラフト職人が語る西興部ならではの狩猟生活と森の恵み

9月5日(土)テーマ(9/5)

【会場:プラムホール/午前の部10:00〜】
●地平線品行方正楽団・ウエンシリ太鼓オープニング
  南米の縦笛ケーナと津軽三味線、ピアノ、ギター、和太鼓、パーカッションなどを奏でるハイブリッドな楽団。新作の「西興部音頭」も初披露。西興部のウエンシリ太鼓も登場
●開会宣言〜菊池博西興部村長挨拶(総合司会:長野亮之介)
●賀曽利隆の「巨木紀行」
  温泉研究家や粉食文化研究家の肩書きも持つバイクジャーナリストが、最近ハマっている「巨木を巡る旅」を語る

【昼食休憩をはさみ、午後の部13:00〜】
●坂井励「旅の続きを森でみつけた――これからの北海道林業」
  自転車で世界を放浪した若者が、北海道の森林管理の職へ。北方林の魅力と展望を語る
●関野吉晴「アマゾンの森から日本の森へ」
  アマゾンの密林で採集狩猟民に学び、北海道や沖縄で旧石器時代人の生き方を探求する探検家が感じた「森の力」

【会場:コミュニティ&スポーツホール/16:45開場】
●鹿肉祭り(参加費4000円・要事前予約)
  鹿肉の地位向上と鹿への感謝を込めて毎年開催してきた、西興部村猟区管理協会(伊吾田順平事務局長)主催のイベントに合流。地平線関係者の予約は
●恒例!「地平線オークション&リレートーク」
  世界各地から持ち帰った名品、珍品、秘蔵品を競りで落とす恒例の地平線流オークション。競り人を務めるのは江本嘉伸(地平線会議代表世話人)と車谷建太(津軽三味線奏者)の二人

9月6日(日)テーマ(9/6)

【会場:プラムホール/午前の部9:00〜】
●野谷夏海・五十嵐宥樹「北海道の森で馬といきる――山仕事と馬仕事」
  馬搬、馬耕、馬車、馬橇など。北海道大学の馬術部と同探検部出身者が語る馬と人とのかかわり
●田中雄次郎「酪農家として豊富町に移り住んで」
  東京農業大学在学中に「日本縦断徒歩旅行」を成し遂げ、卒業後は零下37度にもなる道北で酪農を実践
●猪熊隆之「ワークショップ・山と森の観天望気術」
  ヒマラヤ登山などで世界中から頼りにされている山岳専門の気象予報士が観天望気の実際を指南

【昼食休憩をはさみ、午後の部13:00〜】
●樋口和生・澤柿教伸・杉田友華「南極人はいるか?―探検・観測・設営、そして極夜を北の大地から考える」
  北大山岳部出身の二人の南極越冬隊長とその教え子が語る、「なぜ南極に行きたくなるのか」論
●伊吾田宏正「いま、野生動物との共存をどうはかるか」
  エゾシカなどの狩猟鳥獣の生態や捕獲、管理から、持続的な資源管理のあり方を問う
●閉会挨拶(地平線会議代表世話人:江本嘉伸)

(出演者や進行、時間などが変更になる場合もあります)


プロフィール

澤柿教伸……北海道大学環境科学研究科出身。氷河地質学専攻。現在は法政大学副学長・社会学部教授。
賀曽利隆……冒険ライダー。20歳のアフリカ縦断以来、世界各国と日本国内を192万2000キロ以上走破。食文化や温泉にも詳しい。
中原慎一……西興部村養鹿研究会会長。西興部村猟区管理協会会長。「熊は今年だけで3頭仕留めた」というベテラン猟師。
伊吾田良子…西興部村のエゾシカレザークラフトサークル代表。ハンター。皮なめしからこだわりを持って作品を作っている。
品行方正楽団……地平線報告会300回記念大集会を機に、地平線メンバーで結成して22年の酔いどれ楽団。長岡竜介(qn.)・のり子(pf.)・祥太郎(gt.) 、車谷建太(sham.)、大西夏奈子(jd.) 、白根全(perc.)、長野亮之介(jd.)。
ウエンシリ太鼓……2024年の開村百周年を機に結成した村内の女性和太鼓チーム。代表曲のウエンシリ太鼓は80年代に作られた曲目。
長野亮之介……北海道大学林学科出身のイラストレーター。毎月発行の『地平線通信』で、40年以上にわたって予告イラストを担当。
坂井励……北海道大学雨龍研究林技術職員。学生時代、自転車で北米縦断、南米アンデス放浪など。滝上町の林業会社を経て現職。
関野吉晴……探検家・医師。人類の足跡をたどる旅「グレートジャーニー」で南米最南端からアフリカまでを歩く。現在は北海道の森や沖縄の島で旧石器時代の生活技術を磨いている。
江本嘉伸……地平線会議代表世話人。東京外国語大学山岳部OB。元読売新聞記者。チベット、モンゴル関連の著書多数。大の犬好き。
車谷建太……津軽三味線奏者。台湾の音楽家陳明章氏のバンドにも在籍し、日台を音楽で結ぶ活動にも尽力。オークションの競り人担当。
伊吾田順平……西興部村猟区管理協会事務局長。ハンティングガイド。狩猟、渓流釣り、山菜採取などを通じ、村の自然に詳しい。
野谷夏海……北海道大学馬術部出身。働く馬のコンサルタント。愛馬と深川市に暮らす。
五十嵐宥樹……北海道大学探検部OB。仲間と生活共同体「ちえん荘」を立ち上げマイペースの生き方を探る。馬搬を実践する林業家。
田中雄次郎……日本列島を北端から南端まで歩き通した記録「日本縦断徒歩旅行」(1978)が民俗学者・宮本常一から激賞された。
猪熊隆之……山岳専門の気象予報士。長野県茅野市に株式会社ヤマテンを設立。
樋口和生……北海道大学農学部卒。山岳ガイド。08年から南極観測に携わり、越冬隊長を2度務めている極地のスペシャリスト。
杉田友華……法政大学で澤柿教授の教えを受けて南極に惹かれ、北大の大学院へ進学。
伊吾田宏正……酪農学園大学教授。鹿の捕獲や担い手育成に成果をあげている。地平線会議と西興部村をつなぐ存在。


地平線会議とは
1979年8月に発足した地平線会議は、探検や冒険、旅などに興味を持つ「行動者」たちのネットワーク。毎月1回の「地平線報告会」の開催と、ニュースレター『地平線通信』の発行を軸に活動を続けてきた。地平線報告会は、世界を旅してきた報告者の「生の声」を直接聞くことができる、誰でも気軽に参加してもらえるオープンな場。毎月東京で開催しているが、阪神淡路大震災の翌年、1996年8月に神戸で「拡大神戸集会」を開催したのを皮切りに、山形県出羽荘内(2000)、福島県伊南村(2000)、高知県四万十地方(2003)、沖縄県浜比嘉島(2008)、福島県南相馬市・飯舘村(2012)などで地域に学び、交流し、それぞれの行動に活かすイベントを実施してきた。


地平線報告会は、どなたでも参加していただけるオープンな場です。テレビをはじめとする二次的な情報では決して味わえな い、世界を旅してきた報告者の「生の声」を直接聞くために、1979年9月から、コロナ禍での中止期間などを除き、毎月欠かさず開催されています。どうぞ気軽に参加してみてください。



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