今月の地平線報告会


 ↓地平線カレンダー1997 part 2より

calender-oct

 

【今月の地平線報告会】

97年10月30日(木)


1979年の第1回から数えて、今回が通算215回目の地平線報告会となります。



10月の地平線報告会は、30日の木曜日です。金曜日でも、火曜日でもありませんので、ご注意を。

今月はベンガル地方の風と共に来日された数見真紀さんに、日本人としてだけでなく、外国人として初めてのバウルとして感じた空気を語っていただくという、この秋の贅沢な企画です。



【ベンガルの風の唄姫】

 インドのベンガル地方で、村から村へ唄い踊りながら旅を続ける「バウル」は、唄う行者です。カーストや宗教を超え、人の心の内に神性を見い出そうとする彼等は、そのメッセージを陽気なメロディに載せて伝え歩くのです。このバウルの一座に、一人の日本人女性が加わっています。

 数見真紀さんは、'91年に来日したバウルの導師、サドン・ボイラギの唄に強く惹かれ、それまでのOL生活を捨ててインドに渡り、彼の元に弟子入りしました。そして一座と共に村々を巡りながら修行を続け、外国人で初めてのバウルとなったのです。その唄はベンガルの人々の心をとらえ、すでに2本のカセットテープも発売されています。

 今月は、日本公演の為来日中の彼女に、公演の合間を縫って、バウル世界観やその生き方などについて肩っていただきます。乞御期待!(地平線通信215より転載)



 ☆会 場アジア会館(東京都港区赤坂8-10-32/03-3402-6111)
 ☆時 間:午後6時半〜9時
 ☆会場費:500円

地平線報告会は、どなたでも参加していただけるオープンな場です。
テレビをはじめとする二次的な情報では決して味わえない、
世界を旅してきた報告者の「生の声」を直接聞くために、
毎月第4週の火曜か金曜に、東京の南青山にある
アジア会館(地平線銀座線・半蔵門線・青山一丁目下車)で開催されています。
どうぞ気軽に参加してみてください。



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