The Chiheisen News 2001-30


■サラワクの森を考える報告会、10月20日に開催
早稲田奉仕園小ホールにて。サラワク・キャンペーン委員会主催。


熱帯林破壊と今も闘う先住民族
 ――サラワクから緊急来日!!――


 熱帯林破壊の問題は、近年、マスコミで取り上げられることもなく、すっかり忘れられてしまった感があります。しかし、日本の南洋材輸入による森林破壊は、終わったどころか、伐採は奥地化が進み、最後の残された原生林と人々の生活を蝕んでいます。さらに、巨大な油やしプランテーションやパルプ林の開発で、住民が先祖代々の土地から追われ、豊かな森が皆伐されて農薬付けの「緑の砂漠」に変えられようとしています。
 90年代前半、サラワクの先住民族は何度も日本を訪れ、「熱帯木材の輸入をやめて!」と訴えましたが、パスポートを取り上げらた人もいて、国外に出るのが困難になりました。今回、7年ぶりに出国の目処がつき、来日が実現しました。この貴重な機会をお見逃しなく!

日時:2001年10月20日(土)午後1時〜午後5時

場所:早稲田奉仕園小ホール
   (東京都新宿区西早稲田2-3-1 電話03-32055411 )

参加費:1000円
    (午後5時15分〜6時45分に簡単な懇親会を開きます。料金別。
     当日お申し込み下さい)

伐採と道路封鎖で闘っている先住民リーダー(50代男性)、油やしプランテーション開発と闘い、多くの村人が逮捕された村からの女性活動家(20代女性)が、サラワクの現状を語ります(スライド上映、伝統楽器演奏、サラワクの民芸品販売あり)。

連絡先:サラワク・キャンペーン委員会(SCC)
    〒151-0051 東京都渋谷区千駄ヶ谷5-29-7-801
    電話:090-1500-6635
    電子メール:
    http://www.kiwi-us.com/~scc/

サラワク・キャンペーン委員会はマレーシア・サラワク州(ボルネオ島)の熱帯林とそこに住む先住民族の人権を保護するために活動する非政府組織(NGO)です。



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