The Chiheisen News 2003-02


『チベットと日本の百年』が先行販売されます
2001年12月のチベットフォーラムの全容が、1冊にまとまりました


(地平線通信278より抜粋)
1年前、日本人がチベットに潜入して百年になるのを記念して行なわれた「チベット・フォーラム」の全容を伝えるユニークな本がついに完成しました。

チベットと日本の百年
日本人チベット行百年記念フォーラム実行委員会・編
新宿書房
A5判/240頁
ISBN4-88008-282-1 C0026

書店に並ぶのは2月末以降(発行:新宿書房)ですが、先行販売をすることになりました。購入ご希望の方は、下記の郵便振替口座に代金をお振り込みください(振込用紙は郵便局に用意されたものをご利用願います)。

代金は本体2,000円+税100円+送料300円=合計2,400円

◆振込用紙の通信欄に、ご住所(本の送り先)とお名前、および「『チベットと日本の百年』購入希望」とご記入下さい
◆口座番号 00190−9−582468
◆口座名 チベットフォーラム実行委員会
◆代金のお振り込みが確認でき次第、ご記入いただいた宛先に書籍小包にて郵送いたします。

口絵 ドキュメント「百年フォーラム」はこうして行なわれた(長田幸康)

1 秘史 チベットを目指した日本人たち
もうひとつの近代史――チベットに向かった十人の日本人(江本嘉伸)/(コラム)「大正の玉手箱」事件(江本嘉伸)/チベットと日本の百年――山口瑞鳳・東大名誉教授に聞く/(コラム)チベット大蔵経(小野田俊蔵)

2 証言 私のチベット「潜行」
私のチベット「潜行」――野元甚蔵氏と西川一三氏に聞く/(コラム)野元甚蔵と山川ニンジン(江本嘉伸)/(コラム)西川一三と盛岡(江本嘉伸)/(コラム)デプン寺に西川一三の面影を求めて(長田幸康)

3 激論 なぜ「チベット」だったのか?
フォーラム「日本人チベット行百年の背景」(小野田俊蔵×貞兼綾子×金子民雄)/(コラム)学問寺の学習課程(小野田俊蔵)/(コラム)慧海の恋(江本嘉伸)/チベット仏教、活仏制度、そしてダライ・ラマ――言い残したこと、言いたかったこと(山口瑞鳳)/(コラム)「河口慧海師修学塔」(長田幸康)/大谷光瑞とチベット(金子民雄)

4 発掘 激動の現代史の中で
シェーファー隊が見た1930年代のチベット(ケルサン・タウワ)/ドイツ=チベット遠征隊(金子民雄)/ミセス・タリンが語る日本との縁――最後のインタビューから(ケルサン・タウワ)/タリン夫人、そして貴族ツァロン家と日本人(三浦順子)

5 報告 百年目のチベットの姿
百年目のチベット見聞録抄(渡辺一枝)/チベット観光へようこそ!(長田幸康)

「百年フォーラム」に寄せて
空気頭が叩かれた(椎名誠)/雷鳴、冷雨の暗いチベットから――フォーラムへの期待(色川大吉)/あとがき(江本嘉伸)

※編集作業を担当された長田幸康さんのウェブサイト「I love Tibet!」(http://www.tibet.to/)からの申し込みもできます



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