The Chiheisen News 2003-24

■松本榮一さんの近著『ホテル・ガンジスビュー』。
まるで小説のような文体でつづられる、聖地での不思議な出会い。

写真家の松本榮一(栄一)さんが、現代書館 からこの7月に『ホテル・ガンジスビュー』を上梓されました。20年ぶりに訪れたインドの聖地バナーラス。ガンジスの流れがはるかに望める小さなホテル「ガンジスビュー」に滞在した2ヵ月間の不思議な出会いの体験を、まるで小説のようなスタイルで描きます。チベット仏教の世界を追い続けてきた松本さんが、なぜいまヒンドゥー教の聖都へ赴いたのか。宗教の本質や在り方を、じっくりと考えさせられました。同名の写真集が話題となった「死を待つ家」の取材経緯なども収録されています。[丸山純]

表紙
ホテル・ガンジスビュー

定価:本体1900円+税
出版社:現代書館
発行日:2003.7.25
ISBN4-768-46862-4

バナーラスへ/ホテル・ガンジスビュー/焼き場のガート/マハーラージャ物語/嵐の日/死を待つ家/ヨーロッパからの人たち/ゴーストの名はピシャーチ/私の占い書/ミーナーの家/性なき男/ポールとの別れ/歓喜の道/インドからの贈り物



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