危険なほど価値がある。人と同じ道を歩いては勝てない。命を賭ける価値は自分で決める。
好きな仕事で死ねたらシアワセだ。
一ノ瀬泰造は、1972年、銃の代わりにカメラを抱え、単身、戦火のカンボジア・ベトナムに立った。そして、翌1973年、「行き当たりドッカンで、例の所の最短距離を狙っています。旨く撮れたら、東京まで持って行きます。もし、うまく地雷を踏んだらサヨウナラ！」の言葉を残しアンコールワットに消えた。26歳。
闘志にあふれ前へ、前へと自分を駆りたてた男の、心を支配していたものは、一体何だったのか。その一眼が、最後にとらえたものは、何だったのだろうか。
2000年、「フリーランサー〜地雷を踏んだらサヨウナラ〜」で、センセーションを巻き起こしたコズミックシアターが新たな視点で挑む、新作！
2005年、一ノ瀬泰造は、その全身を開き、全く新たな走りを見せる。

※「アンジャモン」とは、一ノ瀬泰造の故郷、佐賀県、武雄の方言で「（愛する）アニキ」のこと。

◆国際NGO　CMCカンボジア地雷撤去キャンペーン
今、世界中では毎日70人が地雷の被害を受けています。100円玉1枚で1平方メトールの地雷原をきれいにすることができます。コズミックシアターはカンボジア地雷撤去キャンペーンに協賛し、本公演の収益金の一部を寄付させていただきます。