The Chiheisen News 96-1


■001 吉岡嶺二さん、『ぐるり九州島カヌー膝栗毛』を自費出版
5冊目の〈膝栗毛シリーズ〉「尺取虫、1250キロの海旅(ツーリング)」

小さなカヌーで日本列島をまわっている吉岡嶺二さんが〈カヌー膝栗毛シリーズ〉の第五弾を1月10日に出版しました。第一弾は自宅のある鎌倉腰越海岸から東海道沖を漕いで京都までの『東海道中カヌー膝栗毛』。続いて『奥の細道』『北前船』『山陰・瀬戸内』ときて、今回の九州編です。

エリートサラリーマン生活の中で「余暇時間の使い方の達人」としてテレビ番組にも登場している吉岡さんですが、私のみるところでは、本業のカヌーの余暇を使って会社員をやっているのではないかと疑っています。時間だけを比べれば会社にいる方が圧倒的に長いのですが、頭のなかは海の波がザブンザブンしているのではないでしょうか。本人に問えば「絶対そんなことはありません。しっかり会社員をやっています」との答えが返ってくる昔気質の人なのです。

前の4冊は大出版社からの本でしたが、今回は私家限定版。かえって自分の思いどおりの本ができたそうです。地平線報告会に持ってきていただくことにしてあります。手にとって見てください。[三輪]地平線通信195より転載

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■002 地平線の新年会、開催さる
●地平線HARAPPA#6693より

693 [96/01/21 21:34] PEG00430 丸山:江本家で新年会
 昨夜は、江本家で、地平線の新年会が開かれました。私たちは、ちょうどやっていたパキスタン物産展に顔を出してきたので遅くなったんですが、最初に入ってみると、知らない顔ばかり。びっくりしました。
 ま、よく見るとけっこうみんないたんですけど、それでも武田夫妻とか、神谷夫妻とか、急に風邪でこれなくなったという長野淳子さんとか、あとは、惠谷さん、岡村さん、街道さん、松本さんといった、怖い(^^;創設メンバーたちとか、常連の顔がなくて、ちょっとさみしかったかな。

 ですから、誰が来ていたかはうまく書けません。向後元彦さんや三輪さん、森田さん、賀曽利さん、渡辺久樹一家、長野画伯、樫田君、新井君、あと、女性では中畑さん、堀田さん、佐藤さん、うーん、もうだめだ(^^;。あと、11月の報告者の高野孝子さんと、彼女のところのスタッフが4人。
 シェフは、相川君がいろいろ調理したものをもってきてくれたうえ、三五君がずっとキッチンにこもって、和食からエスニック風まで、すごいものをどんどん出してくれました。日本に帰ってから、まだ落ち着いて日本食を食べてないので、おにぎりなんかにむしゃぶりついてしまいました(^^;。
 料理の皿がすごく並んだおかげで、いつもはみんな床に座るのに、途中で江本さんの司会でみんなの紹介が始まるまでは、ずっと立食となりました。

 新聞紙をちぎって、書かれてあるいちばんおおきな数字の順に品物を引き取るという、恒例のプレゼント交換会もおこなわれ、たのしいひとときでした。
 オアポケとモデムを持って行ったんですが、あまりの混雑ぶりに、とてもアクセスをする元気が出ず、実況中継ができずに終わったのが残念です。

 個人的には、森田さんの奥さん(建築士でキッチンコーディネーター)がこのほど本格的なCAD&3Dをやるマックのシステムを入れたので、森田さんもマックに手を出そうとしていることとか、オアポケを見てその小ささにびっくりされたとか、あと、すでに原稿を書き終えた賀曽利さんに、遅れに遅れている単行本についてハッパをかけられたとか、向後さんと67年当時のチトラルについて話したとか、高野さんとインターネットやニフティの話をしたとか、新井君に最近のHARAPPAの動向やマック関連の新製品のニュースなどを聞いたこととか、そのあたりが印象に残っています。
 前日は日パ協会の人たちと、昨日は地平線と、とにかく大勢の人たちに連続して会ったので、なんだか、ひさしぶりに日本に帰ってきた身としては、ちょっと圧倒される思いがしました(^^;。

 なぁーんか、つまらんことをぐてぐてと書いてしまいましたが、とりあえず、アップしておきます。どうもまだ、調子が出ません(^^;。

拡大して見たい人は、こちらを。
縦横とも倍(面積=ファイルサイズは4倍)に拡大されます。キャプションもあり。

▼一番左の列・上から下へ
 織姫・中畑/画伯・長野/三輪倫子(この人があの三輪さんの奥さん!)
 自称親馬鹿・北村節子(江本さんの奥さん)/娘のクルミ
 主夫王・渡辺久樹/冒険王・賀曽利
 挨拶する高野孝子/相川+三五作の豪華な料理
▼真ん中の列・上から下へ・左が先
 江本/三輪/新井/高野/向後/?/倫子
 シェフ相川/長野/中畑/京子(渡辺久樹の奥さん)/左下はエコクラブスタッフ田中
 滝野沢/新井のメガネコンビ
 さすがの貫禄の森田靖郎大人
 相川/プレゼントを開ける村田/賀曽利
 この太りようはなんだっ!!!の江本淳(江本Jr.)
▼一番右の列・上から下へ
 向後/高野のエコロジー対談
 渡辺京子&第3子(もうすぐ生まれる)
 ほとんどキッチンにこもっていたシェフ三五
 プレゼント交換ではしゃぐ江本
★まだまだ写ってない人がたくさんいます


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■003 3月の世話人会議に10名が参加
東京出張を利用してHARAPPA関係者も出席

 昨年の10月から原則として毎月第一水曜日に、地平線会議の運営にかかわっている“世話人”たちが江本嘉伸代表の家に集まって、今後の方針を話し合ったり、さまざまな裏方仕事を片付けたりしている。一部の人たちから「一水会」(永田町関係か、あるいはウヨク団体、マルボーみたい^_^;)とひそかに呼ばれているこの集まりに、去る3月6日、ちょうど東京への出張があった山形の飯野昭司さんと、岡山の北川文夫さんが参加した。

 二人ともNIFTY-Serveに開設されている地平線会議のボード「地平線HARAPPA」のメンバーで、日頃は通信上で話をしているが、顔を合わせるのは初めて。「一水会」が始まる前に、数少ないHARAPPAの東京側のメンバーである新井由己君と丸山純(HARAPPA開設者)が新宿の喫茶店でまず二人を迎え、さらに居酒屋に場所を移して軽くひっかけて楽しく盛り上がってから、江本家へと乗り込んだ。

 この日話し合われたのは、

など。

 参加者は上記4名のほかに、江本嘉伸(地平線会議代表)、三輪主彦(地平線ランナー・地平線通信印刷・発送・地平線ポスト担当)、武田力(地平線通信名簿管理担当)、長野亮之介(地平線イラストレーター)、中畑朋子(地平線織り姫)、北村節子(地平線ドッグトレーナー)。話の成り行きから、3月の「地平線通信」のフロントページを、北川さんにいきなり押し付けてしまったのが、いかにも地平線会議らしい(^^;。いつも通信上で会っているせいか、飯野さんも北川さんもぜんぜん違和感なく話題に溶けこんでいたのが、印象的だった。(写真左から、三輪、武田、北川、中畑、飯野、新井、長野)

 また北川さんがうまく誘ってくれたおかげで、8月後半に神戸で開催で予定されている、東京以外での初の地平線報告会(六甲マラソン大会付属)に、三輪さんが来てくれることもはっきりしたのが、大きな収穫だったと言えよう。(丸山純)

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■004 関野吉晴「グレートジャーニー写真展」開催
3月上旬から4ヵ所で。3月11日のオープニングパーティも大盛況のうちに終了

 3月初旬から都内の3ヵ所と札幌で、以下のようなスケジュールで関野吉晴さんの「グレートジャーニー写真展」が開催されている。


 なお、3月11日の月曜日には、八重洲ブックセンター7Fの会場で、写真展のオープニングパーティが開催され、「グレートジャーニー応援団」のメンバーをはじめ、多くの関係者やファンが集まり、20日から再び現地に向かう関野さんを囲んで、話に花が咲いた。以下、会場で撮影した写真をもとに、この模様は再現してみる。(丸山純)

←応援団長の惠谷治さん(早大探検部OB)の挨拶。この冬に初めて現地に飛び、関野さんと行動を共にして、あらためて探検家としての関野さんの実力やこの遠大な計画の“すごさ”を実感したという。

→報道写真家の長倉洋海さんと話し合う関野さん。関野さんの写真の迫力と温かな視点には定評があるが、今回展示された写真もそしてもうすぐ刊行される写真集も、ほとんどがこの8月からの旅で撮ったものだけを使っているという。

←応援団の主力メンバーである街道憲久さん(東海大学探検会OB・左)と岡村隆さん(法政大学探検部OB・中央)も駆けつけた。街道さんの息子さん(右)がこんなに大きくなっていて、関係者一堂、びっくり。

→ちょうど東京出張が重なった、地平線会議・熊本の川本正道さん(左)も参加。同じ熊本の地平線のメンバーで、東京の編集プロダクション勤めている水黒健之君(右)も来ていて、3年ぶりの再会となった。

←息をのむような写真が並ぶ『ギアナ高地』の写真集に関野さんのサインをもらえてご機嫌の川本さん。わざわざ来た甲斐がありましたね。川本さんもブラジルに行っているので、話が弾んだようだ。

→パーティ終了後、京橋の串揚げ屋に行って二次会。手前左は、水黒君が勤める編集プロダクションのオーナー氏(お名前を失念)。右でタバコをくわえているのが、今年1月に地平線報告会でしゃべってくれたライターの土方正志さん。土方さんは、関西大震災を追いかけるいっぽう、現在、関野さんの専属編集者として、現地から送られてくる原稿の整理なども担当しているそうだ。奥のほうでは、応援団の主力メンバーたちがすでにかなり盛り上がっている(^^;。

←グレートジャーニーにずっと同行しているカメラマンの長谷川諭さん(株式会社インフ・右)。この人の明るく、機転の利く性格には、関野さんもずいぶん助けられているようだ。彼の手による美しい映像は、テレビでもおなじみ。

→この二次会では、早くも来年のベーリング海峡横断について、具体的な話がぽんぽん飛び出した。昨日ネパールから帰国したばかりの早稲田の探検部OBの庄司康治君が電話で呼び出され、惠谷さんの立ち会いのもとに、初対面の関野さんと名刺を交換。ベーリング海峡は、いわば早稲田の探検部のおはこなので、サポート要員として、さっそく地図を見ながらいろいろと細部の打ち合わせに入っていた。

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